ロッテドラ5原は尾上松也似 1、3位とイケメントリオ結成だ

[ 2015年11月18日 05:30 ]

契約したロッテドラフト5位の原

 「イケメントリオ」の結成だ。ドラフト5位で指名された専大松戸の右腕・原嵩(しゅう)投手(17)が17日、都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸500万円で契約。原は「今から楽しみ。早く1軍に上がれる選手になりたい」と端正なマスクをほころばせた。

 ゆったりしたフォームから繰り出す最速148キロの直球と切れのあるスライダーが武器。永野吉成チーフスカウトは「地元・千葉の選手を獲れてうれしい。体を強くすれば大化けする」と期待を寄せる。加えてルックスも抜群。同スカウトの「歌舞伎の尾上松也さんに似ていませんか?」の言葉に報道陣もうなずいた。元AKB48の前田敦子と交際中の歌舞伎界のプリンス。色白で優しそうな顔立ちがソックリだ。

 今年のドラフトでは1位の平沢(仙台育英)、3位の成田(秋田商)と3人の高校生が指名された。全員が甲子園出場組で実力もあるが、そのルックスも話題だ。球団は早くも「フレッシュイケメントリオとして売り出せればいいね」と色気を見せる。

 打撃でも高校通算14本塁打。50メートル6秒1の俊足で、今年7月の千葉大会ではロッテの本拠QVCマリンでランニング本塁打も放った。「涌井さんのように低めのコントロールとボールの質で勝負できる投手になりたい」。尾上松也似の右腕は投手専念を宣言したが、「交流戦に出ることができれば本塁打も打ってみたい」と大きな夢も明かした。 (君島 圭介)

 ◆原 嵩(はら・しゅう)1997年(平9)12月6日生まれ、茨城県出身の17歳。小1から野球を始め、竜ケ崎シニアでは全国大会に出場。専大松戸では1年春からベンチ入りし、1年秋から背番号1。2年夏は千葉大会決勝で東海大望洋に敗戦。3年夏は決勝で習志野を下して同校を春夏通じて初の甲子園出場に導く。最速148キロ。1メートル85、78キロ。右投げ右打ち。

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2015年11月18日のニュース