駒大・今永12K完封!東洋大・原とのドラ1対決制した

[ 2015年11月8日 05:30 ]

<駒大・東洋大>12奪三振の3安打完封と好投した駒大・今永

東都大学野球1、2部入れ替え戦 駒大1―0東洋大

(11月7日 神宮)
 1回戦が行われ、駒大が東洋大に1―0で競り勝って先勝し、1部残留に王手をかけた。DeNAからドラフト1位指名を受けたエース左腕・今永昇太投手(4年)が、ヤクルト1位右腕・原樹理投手(4年)との「ドラフト1位対決」を12奪三振、3安打完封の快投で制した。

 駒大の今永が1部残留へ大きな白星を「ゲッツ」した。1点リードの9回に1死一、二塁のピンチを招いたが、ここで12個目の三振を奪うと、最後は二ゴロに仕留めて力強くガッツポーズ。東洋大・原とのしびれる投手戦を150球の熱投で制し「(原を)意識するよりは、自分ができることを一つ一つ積み重ねていった」と胸を張った。

 今春は左肩痛を発症してリーグ戦登板なし。秋も6試合で0勝3敗で、チームも1部最下位に沈み「自分が柱なのに後輩に責任を負わせていた」と痛感。そこで入れ替え戦に向けて連日150球の投げ込みを行い、「肩のスタミナをつくり直した」効果で昨年9月24日の中大戦以来となる完封勝利を飾った。8日の2回戦に勝てば1部残留が決定。「監督には3連投もあると言われているので、僕もそのつもり」。1部残留を置き土産にラミレス新監督率いるDeNA入りする。

続きを表示

2015年11月8日のニュース