福良監督 若手のアピール不足指摘「レギュラークラスが慌てない」

[ 2015年11月5日 09:40 ]

 オリックス・福良淳一監督(55)が、4日で最終日となった秋季キャンプ第1クールを振り返り、若手のさらなる奮起を促した。「意欲が見える」と駿太には合格点を与えた一方、全体的なアピール不足を指摘。特に2年目の奥浪、吉田雄ら1軍を目指す面々に「まだ、レギュラークラスが慌てない。もう少し(成長を)見せてくれないと」と苦言を向けた。

 7、14日に韓国LGとの練習試合(東部野球場)することも発表し、「それぞれの課題を試合で試してくれたら」と期待。今秋の動きを来春キャンプのメンバー振り分けの参考材料とし、芳しくない選手には2軍スタートを命じる方針を持つ。練習見学に訪れたOBの島谷金二さん(70)にも「全体的に(バットの)振りが鈍いな」と言われたそうで「俺の師匠」という福良監督は苦笑い。6日から始まる第2クールからはさらに厳しくなりそうだ。

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2015年11月5日のニュース