マー君12勝目!中4日先発で7回零封、チームの連敗も5で止めた

[ 2015年9月14日 04:51 ]

12勝目を懸けてブルージェイズ戦に登板した田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース5―0ブルージェイズ

(9月13日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中は13日(日本時間14日)、ニューヨークで行われたブルージェイズ戦に今季4度目の中4日で先発し、7回108球を投げ4安打無失点、無四球、7奪三振の見事な投球で、今季12勝目(6敗)をマークした。防御率は3・40。

 ヤンキースはア・リーグ東地区首位のブルージェイズとの4連戦の最終戦で白星を挙げ、連敗を5でストップ。この日も敗れればブルージェイズに優勝マジックが点灯するところだったが阻止し、ゲーム差も3・5とした。

 田中は初回には2死からバティスタに二塁打を打たれるが、4番・コラベロを三振に仕留めて無失点。2回にも1死からピラーに中越えへエンタイトル二塁打を打たれるが、けん制でアウトにしてピンチを切り抜けた。4回から6回までは1人も走者を出さず。7回に左翼のガードナーが太陽で打球を見失い二塁に走者を背負ったが、無失点で切り抜け、雄叫びを上げた。

 打線は2回、2四球とロドリゲスの中前打で築いた無死満塁から、アクリー、グリゴリアスが犠飛を放ち2点を先制した。4回には2死一塁でアクリーが右翼へ7号2ランを放ち4―0とリードを広げた。さらに8回には1死一塁でロドリゲスが左翼へタイムリー二塁打を放ち、加点した。

 ブルージェイズの川崎は出番なし。主力のトロウィツキーが肩甲骨損傷、エンカーナシオンも左中指の故障で欠場していたものの、実に7月10日以来64試合ぶりの零敗を喫した。

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