広島ドラ2薮田がプロ初先発勝利 巨人は再び借金生活へ

[ 2015年7月1日 21:14 ]

<巨・広>プロ初先発の広島・薮田
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セ・リーグ 広島10―3巨人

(7月1日 東京D)
 広島は打線が19安打10点と爆発、プロ初登板初先発のドラフト2位ルーキー薮田が5回を5安打2失点と力投し、初勝利を飾った。

 初回無死一塁から菊池の左越え6号2ランで先制。その裏、薮田は長野に先頭打者弾を浴びて1点差とされると、3回には1死二塁から長野に左中間適時二塁打を許し、同点に追いつかれてしまう。

 それでも2―2の5回1死満塁のピンチで阿部を三邪飛、亀井を二ゴロに仕留める強心臓ぶりを発揮。この回を無失点で切り抜けると、直後の6回に味方打線が爆発した。

 広島は6回無死一、二塁から会沢の中前適時打で勝ち越し、さらに代打・小窪が右前適時打で1点を加え、続く丸の右前打で満塁として杉内をKO。菊池が代った香月から中前適時打、鈴木は押し出し四球を選び、新井の右犠飛、エルドレッドの中前適時打と6連打を含む7安打を集中して大量6点を奪った。

 7回には会沢の左中間への4号ソロで1点、9回にも1死二塁から丸の中前適時打で1点を追加。薮田からヒース、戸田、大瀬良のリレーで巨人の反撃を阿部の一発だけに抑えた。

 巨人は先発の杉内が5回0/3を12安打7失点の乱調。再び勝率5割を切り、借金生活に逆戻りした。

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