大隣、今季2度目の完封勝利!ソフトB今季初の6連勝導いた

[ 2015年6月10日 05:30 ]

<ソ・神>完封勝利の大隣(左)は高谷とハイタッチ

交流戦 ソフトバンク5―0阪神

(6月9日 ヤフオクドーム)
 自信を取り戻した左腕の姿があった。ソフトバンクの大隣が緩急と正確な制球を駆使し、無四球の散発4安打で今季2度目の完封勝利。5月4日のロッテ戦(ヤフオクドーム)以来、約1カ月ぶりとなる白星に「ここ数試合チームに迷惑をかけていたのでうれしい。自分のフォームで投げられた」と笑みを浮かべた。

 自身3連敗中はシュート回転していた直球の切れが復活。得意のチェンジアップなど変化球もさえて併殺も2度奪い、昨年の日本シリーズでも7回無失点に抑えた阪神打線に三塁を踏ませなかった。調整では遠投を増やすなど工夫。前日の練習でボールを手放す瞬間に手首を立たせるよう助言を送った工藤監督も「素晴らしい。安心して見ていられた」と手放しで褒めた。

 チームは今季初の6連勝。頼りになる左腕も復調を示し、隙が見当たらなくなってきた。

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