中田が有原を強力援護!おかわり意識せず単独キング19号2ラン

[ 2015年6月10日 05:30 ]

<日・巨>4回1死二塁、2ランを放った中田

交流戦 日本ハム3―2巨人

(6月9日 札幌ドーム)
 同郷・広島の後輩でもある日本ハム有原を援護したのは、中田のバットだ。0―0の4回1死二塁で左腕・ポレダの149キロ直球を左翼スタンド最前列に運んだ。7試合ぶりとなる19号2ランに「打球が上がり過ぎたので“どうかな”と思ったが、しっかりスイングできたので届いた」と胸を張った。

 6、7日に行った阪神との2試合(甲子園)は7打席で内野安打1本だけ。悩んでいたところ、試合前に稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)から「バットがトップの位置にしっかりと入っていない」と指摘され、これをすぐに修正。これでリーグトップの本塁打数で並んでいた西武・中村から一歩抜け出した。

 「おかわりさんがジリジリと来ているが、意識しないでやっていきたい」。5回の左前適時打も含め、この日はチームの全3得点を叩き出した。これこそが4番の仕事といえた。

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