故郷・岐阜で試合あるけど…和田　2000安打は“早めに”

中日の和田

　一気に決める。史上４５人目となる２０００安打まであと５本に迫っている中日・和田一浩外野手（４２）が８日、体のケアのために休日にナゴヤドームを訪れ、場所にはこだわらずできるだけ早く大台突破を目指す姿勢を見せた。

　「（敵地での達成に）それについてあーだ、こーだというのはない。早ければ早いに越したことはないし、あしたからの試合に備えるだけ」

　９日からはＱＶＣマリンでのロッテ３連戦。その後も仙台での楽天３連戦、東京ドームでの巨人３連戦とビジターゲームが続く。その９試合の後の６月２３日には故郷・岐阜でのヤクルト戦があるが、現実的には敵地での達成が濃厚だ。

　出場１１試合で１０安打。７日のオリックス戦（ナゴヤドーム）では今季１号２ランを含む４打数２安打と、状態は上向きだ。チームも通算５０００勝に王手。「そこには携わりたい。５０００勝の時にいたんだよ、と言えれば嬉しいですね」と話す大ベテランが、いよいよラストスパートに入る。