東農大北海道オホーツク井口 14K完投「一番の収穫」

[ 2015年6月9日 05:30 ]

<東農大北海道オホーツク・富士大>力投する東農大北海道オホーツク・井口

第64回全日本大学野球選手権第1日・1回戦 東農大北海道オホーツク5―3富士大

(6月8日 東京ドーム)
 東農大北海道オホーツクの井口が公式戦初完投を飾った。今秋ドラフト候補でユニバーシアード大学日本代表。この日は直球が最速146キロをマークし、5者連続を含む14三振を奪った。

 疲労で球威が落ちた終盤に3失点も、自信を持つスライダーで三振の山を築いた右腕は「秋(の神宮大会4強)は自信はついたが、大事なところで先輩に代わった。点を取られても終盤に投げられたのが一番の収穫」と笑みを浮かべた。エースの144球の力投で、同大は選手権10勝目。前半と後半でストライクの取り方を変えるなど投球術もさえた右腕は、2回戦の上武大戦に向け「挑戦者のつもりでいく」と一戦必勝を誓った。

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