原監督「そういう時もある」　サヨナラ負けも若手アピールに前向き

＜楽・巨＞延長１０回無死　ホームランを浴びガックリ引き揚げるマシソン

交流戦 巨人３－４楽天

（5月31日 コボスタ宮城）
　巨人が今季３度目のサヨナラ負けを喫した。２日連続の延長戦となり、同点の１０回に３番手マシソンが先頭の中川に直球を被弾。「思っていた通りのコースに球がいかなかった。悔しい」と話した。

　今季２５試合目の登板で初の被本塁打が痛恨の一球に。原監督は「そういう時もある。相手がちょっと上回ったということでしょうね」とさばさばと振り返った。

　先発の高木勇は相手のエース則本と投げ合い、８回３失点。「ポイントポイントで失点してしまった」と反省したが、指揮官は「いい投球をしたと思います。先発としてはしっかり投げてくれた」とねぎらった。負け越したものの、この３連戦で野手は橋本、立岡、吉川ら若手がアピール。前夜には仙台市内で全首脳陣、選手、スタッフによる毎年恒例の決起集会も開催した。２日オリックス戦からのホーム６連戦で仕切り直す。

　▼巨人・吉川（移籍初スタメンで移籍初安打、初打点を含む２長打）初安打は（右中間で）稼頭央さんのところに飛んで良かった。（ＰＬ学園の先輩で自主トレもともにした）僕の師匠なので。勝てなかったのが悔しい。