中日・又吉また救援失敗…浅尾で10回サヨナラ負け、連勝7で止まる

[ 2015年4月9日 05:30 ]

<ヤ・中>マウンドでうつむく浅尾

セ・リーグ 中日1-2ヤクルト

(4月8日 神宮)
 中日は1―1で迎えた延長10回2死満塁から4番手の浅尾が田中浩に左前へ運ばれ、今季3度目のサヨナラ負けを喫した。カウント1ボールから投じた139キロの直球を弾き返され、「ボール先行になってしまった。ストレートでストライクを取らないといけない状況で投球の幅を狭めた」と肩を落とした。

 今季3度目の先発となったバルデスはよく投げた。テンポの良い投球で相手打線を翻弄(ほんろう)。37歳左腕は「寒かったけど調子は良かった」と気温4度の中でも半袖で熱投を披露した。7回2/3を5安打1失点と試合を作ったが、1―0の8回、2死から川端に二塁打され、走者を残して降板したことが悔やまれる。代わった又吉が森岡に中前へ同点適時打を許し、その時点で来日初勝利が消えた。

 これで又吉は3月27日の阪神戦で山井、同31日の巨人戦で大野、この日のバルデスと先発3人の白星を消している。チームの連勝も7で止め、不調のリリーバーは「あそこは0で切り抜けないといけなかった。守りきってきた野手とバルデスに申し訳ない」と反省した。

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2015年4月9日のニュース