ヤンキース　復帰した通算１３９勝左腕のサンタナに獲得興味

メッツ時代のヨハン・サンタナ投手　（ＡＰ）

　メジャー１２年間で通算１３９勝を挙げたヨハン・サンタナ投手（３５）が１３日、母国・ベネズエラで行われている冬季リーグのマウンドに上がり、２回を投げて相手にした６人の打者を連続で凡打に打ち取る好投を見せた。

　サイ・ヤング賞獲得２回、オールスター選出４回など輝かしい実績を残してきたサンタナ。しかし、ここ数年は左肩の手術を受けるなど故障に苦しみ、１０年以降は２１試合の登板に留まっている。昨季もオリオールズと契約を結んだが、６月の練習中にアキレス腱を断裂し、マウンドに一度も上がることなくシーズン終了。オフにフリーエージェントとなっていた。

　再びメジャー球団との契約を望むサンタナは復帰登板となる母国での試合で完璧な１７球を披露。最速１４４キロを記録したというこの日のサンタナの登板をスカウトが見ていたかは定かでなないが、ヤンキースが同投手の獲得に興味を示していると米メディアは報じている。