北條 二塁挑戦に意欲、遊撃こだわらず「1軍定着目指してやる」

[ 2015年1月15日 08:47 ]

ノックを受け送球する北條

 阪神・北條が、二塁への挑戦に意欲を示した。昨季はウエスタン・リーグで本職の遊撃手として74試合に出場する一方、二塁手としても40試合に出場した。「それ(出場機会増)が先だと思っている」と、出場機会を求めて新境地開拓に挑む。

 「1軍定着を目指してやりたい。(遊撃手だけに)こだわりを持っているわけではない」

 遊撃は鳥谷が不動の存在。一方の二塁は上本、西岡がポジションを争う形で、そのサバイバルへ加わる意気込みだ。レベルアップへ向けて今オフは肉体改造に取り組んでおり、現段階で2キロ増の体重80キロになった。

 1軍スタートが濃厚なキャンプについては「チャンスをものにしたい」と言い、グラウンドでは「いろいろ聞きたい」と鳥谷を密着マークする構え。勝負の3年目を迎える若虎の目つきは、すでに変わっていた。

 ≪ヘッドも満足≫平田ヘッドも北條の仕上がり具合に太鼓判を押した。「体ができてきた。スローイングも良くなっているよね」。プロ入りから昨年までの2年間は2軍監督として接しており、成長曲線は手に取るように分かる。それだけに、1軍キャンプ招集についても「正式決定ではないけど、見てみたくなる。今年の戦力として連れて行くよ」と前向きな見解を示した。

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2015年1月15日のニュース