侍ジャパン 新事業会社が発足 世界一へ「プロアマ一体」

[ 2014年11月5日 05:30 ]

日本野球の発展について語った(左から)赤星・侍ジャパンアンバサダー、鈴木・一般財団法人全日本野球協会副会長、熊崎・株式会社NPBエンタープライズ代表取締役社長執行役員、小久保・侍ジャパン監督

 日本代表・侍ジャパンの事業を推進する「株式会社NPBエンタープライズ」の設立会見が都内で開かれた。7日の取締役を経て発足する。資本金は9000万円で、日本野球機構(NPB)が3000万円、プロ野球12球団が各500万円ずつ共同出資する。

 熊崎勝彦コミッショナー(72)が代表取締役社長執行役員を務め、NPBの荒木重雄特別参与が執行役員、12球団の代表者が非常勤取締役、アマチュアから全日本野球協会の内藤雅之専務理事が顧問となる。熊崎氏は「一番の目的はプロとアマが一体となり、野球振興に取り組むこと。全カテゴリーの侍ジャパンにおいて世界一を目指す」と語り、法人ではなく株式会社化することで、事業拡大を進めやすくなるという。国際試合の興行、放映権、グッズ販売など、17年WBCまでに約40億円の収益を目標に掲げ、野球振興や強化に充てる。

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2014年11月5日のニュース