ロッテドラ1早大・中村一発締め ハムドラ1有原は登板なし

[ 2014年11月5日 05:30 ]

<慶大・早大>6回無死、左越えソロを放った早大・中村(右)は武藤とタッチ

東京六大学野球最終週最終日 早大9―0慶大

(11月4日 神宮)
 慶大―早大3回戦が行われ、先発全員の20安打を放った早大が9―0で大勝して2勝1敗とし、勝ち点4の2位を決めた。全日程を終え、順位は優勝の明大以下、早大、立大、慶大、法大、東大となった。最優秀防御率には明大・上原健太投手(3年)が0・96で、首位打者には早大・茂木栄五郎内野手(3年)が・514でともに初めて輝いた。

 ドラフト1位コンビが大学最後の試合を終えた。ロッテから1位指名された中村主将は、6回に通算11号となるソロ本塁打を放つなど3安打をマークした。優勝の懸かった前日は好機で一本が出なかっただけに「打つのが遅かった」と反省。「元気にケガなく活躍することが恩返しだと思う」とプロの舞台を見据えた。日本ハム1位のエース有原は登板がなかった。右肘痛で出遅れた今季はわずか1勝。「しばらく休んで、状態を良くすることに専念する。1年間戦える体をつくって、長く活躍できる選手になりたい」と目標を語った。

 ▼ロッテ・伊東監督 最後の試合でいい成績を残して、プロ入りに弾みがついたのでは。今いる選手たちに刺激を与えてほしい。来春キャンプが楽しみです。

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