青木の個人トレーナー原田氏歓喜 理想の打撃つくり上げた「家族」

[ 2014年9月28日 09:27 ]

青木を陰で支えた原田個人トレーナー

ア・リーグ ロイヤルズ3―1ホワイトソックス

(9月26日 シカゴ)
 ロイヤルズ・青木には「家族のような、かけがえのない存在」と話す人物がいる。早大時代から10年以上にわたり、体のケアをしている個人トレーナーの原田雅章氏(52)だ。プレーオフ進出に「ノリがここまで来てくれたのは、うれしい」と喜んだ。

 青木はホームでの試合前、原田トレーナーのアパートを訪れるのが日課。体の治療だけでなく、より良い打撃のための体の使い方の指導も受けている。2人でつくり上げてきた打撃術。「だんだん理想の形に近づいてきた」と同氏はうなずく。

 昨季までは2都市を回る遠征では原則1都市だけ同行していたが、今季は4月11日からのミネソタ遠征で寒さの影響もあり、3試合連続無安打に終わると、2人で話し合い、それ以降は全ての遠征地に先乗りしている。球団のチャーター機には乗れないため、移動は民間機。50歳から始めた初めての海外生活に慣れないことも多いが、持ち前の明るさで青木をサポートしている。

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2014年9月28日のニュース