34歳ベケット 昨夏手術乗り越え…「多くのことに打ち勝ってきた」

[ 2014年5月26日 08:46 ]

フィリーズ戦でノーヒットノーランを達成し、捕手らと喜ぶドジャースのベケット(中央)

ナ・リーグ ドジャース6―0フィリーズ

(5月25日 フィラデルフィア)
 ドジャースのベケットが敵地でノーヒットノーランを成し遂げた。尻上がりに調子を上げ、最後はアットリーを速球で見逃し三振に仕留めると、チームメートから豪快に水をかけられるなど手荒い祝福を受けた。

 球団公式サイトによると、ドジャースの投手としては1996年の野茂以来の快挙。「素晴らしいこと。(4度達成の)コーファックスたちに続くことができた」と素直に喜んだ。

 マーリンズ、レッドソックスでワールドシリーズ制覇に貢献した34歳の右腕は昨年、腕の神経が圧迫される胸郭出口症候群に苦しみ、8試合に登板しただけで7月に手術を受けた。再び脚光を浴びる力投を見せ「多くのことに打ち勝ってきたと思う」と感慨深い表情だった。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2014年5月26日のニュース