“防カビ”石井氏が“黒カビ”ノムさん退治 師弟始球式対決

[ 2014年5月26日 05:30 ]

<野村克也・石井一久始球式>始球式を終え、つば九郎(中)と一緒に記念写真に納ま野村克也氏(左)と石井一久氏

 ヤクルト、楽天で監督を務めた野村克也氏(78)と、スポニチ本紙評論家でヤクルトOBの石井一久氏(40)が25日、神宮で行われたヤクルト―楽天戦の始球式に登場した。26日は日本全国で風呂のカビが発生しやすくなる日であることから「風呂カビ予防の日」に制定されている。そこで、ライオン「ルックおふろの防カビくん煙剤」協賛デーとして、師弟対決が実現した。

 ヤクルトのマスコット「黒つば九郎」が黒カビ降らし隊とともに登場し大暴れ。ここで「防カビくん煙剤」に扮した石井氏が現れ、黒カビ降らし隊を退治してからマウンドへ。今度は「黒カビ親分」役の野村氏が打席に入ると場内は爆笑に包まれた。97年のヤクルト日本一の原動力となったエースと指揮官の対決。石井氏は左腕から外角高めに投げ込み、野村氏のバットは空を切った。

 「監督は黒カビ親分役が似合っていた」と石井氏が言えば、野村氏は「彼のコントロールが悪いことは現役の頃から知っている。ぶつけられて神宮で(人生が)終わるのもいいかなと思った」とボヤいていた。

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