目の前でバレ敬遠 代打・飯原が千金打「高めを思い切り」

[ 2014年5月3日 21:24 ]

<ヤ・神>8回1死一、二塁、代打・飯原は右越えに勝ち越し適時二塁打を放つ

セ・リーグ ヤクルト5-2阪神

(5月3日 神宮)
 ヤクルトの“代打男”が、負ければ単独最下位転落のチームを救った。同点で迎えた8回1死一、二塁、代打・飯原が勝ち越しとなる値千金の右越え適時二塁打。これで代打での成績は9打数5安打。「いい準備ができて打席に入っている」と胸を張った。

 前打者のバレンティンが敬遠気味の四球。「目の前で歩かされていたので。(先発出場の)雄平の分も、と思っていった」と、強い思いで打席に入った。「高めの球が来たら思い切り打つ。それだけを考えていた」。大入りとなった3万人超のスタンドのファンに向かい「うれしかった」と笑顔で応えていた。

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2014年5月3日のニュース