虎党も一安心 新守護神の呉「石直球」で初の三者凡退締め

[ 2014年3月12日 16:08 ]

<神・広>力投する呉昇桓

オープン戦 阪神4―6広島

(甲子園)
 阪神の新守護神、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が初めて三者凡退に抑えた。

 9回から6番手として登板し、簡単に2死を取ると、3人目の打者となった小窪に対して151キロを計測。最後は143キロの外角低め直球で見逃し三振を奪い、韓国で「石直球」と呼ばれた自慢の速球を見せつけた。

 「少しずつ良くなっていかないといけない」と開幕を見据える新守護神。ここまで2試合のオープン戦登板では走者を出すなど不安を残したが、この試合は初めて三者凡退に。2度目の甲子園のマウンドにも「最初から初めて立つようなマウンドの感覚ではなく、投げやすかった」と好感触。韓国国内最多の通算277セーブを挙げた片りんを見せて本拠地のファンを安心させた。

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