広島ドラ1大瀬良 課題露呈…1673日ぶりの甲子園でプロ初失点

[ 2014年3月12日 15:25 ]

オープン戦 広島―阪神

(3月12日 甲子園)
 広島のドラフト1位ルーキー大瀬良が12日、阪神とのオープン戦に先発、5回88球を投げて7安打3失点、3奪三振2四死球だった。

 長崎日大高3年だった09年8月12日の花巻東戦以来の甲子園のマウンド。オープン戦初登板だった2月22日の阪神戦(コザスタ)は2回1安打無失点の好投をみせたが、この試合は立ち上がり、先頭の上本に二塁打を許すと、続く大和の打席で二塁へけん制悪送球。さらに大和に死球を与えてピンチを広げ、西岡の一ゴロの間に1点を失った。

 4回にも先頭の今成に四球を与え、福留には右越え二塁打を浴びて無死一、三塁のピンチを招き、1死後、藤井に左前適時打を浴びて失点。続く5回も先頭の大和に中前打を許し、梅野の左中間適時二塁打で1失点。

 MAX148キロの直球に130キロ台と110キロ台の変化球を投げ分ける持ち味を発揮し、阪神打線を詰まらせる場面もあったが、一方で逆球も多く、5イニング中3度も先頭打者を出塁させるなど課題も露呈した。

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2014年3月12日のニュース