藤浪 マンガ界へ“進出”「ラストイニング」作画の中原裕氏と対談

[ 2014年2月28日 07:10 ]

西田(左)とともに外出する藤浪

 “漫画コラボ”は「ROOKIES」だけじゃない!?阪神・藤浪が漫画雑誌にも“進出”することが27日、分かった。これまで新聞、テレビ以外の露出はスポーツ雑誌が主だったが、4月7日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に登場する。

 宜野座キャンプ期間中の22日に、同誌上で連載中の高校野球漫画「ラストイニング」の作画を担当する漫画家・中原裕氏から単独インタビューを受けた。その内容が掲載される。同社関係者は「これまでも中原先生は阪神の選手を取材してきておられまして、今回もその一環として藤浪投手を取材させてもらいました」と経緯を説明した。

 すでに藤浪は、同作への“登場”も果たしている。現在、進行中の話では主人公・鳩ヶ谷圭輔が監督として率いる彩珠学院高校が、夏の甲子園大会準決勝で大阪代表の難波南洋高校と対戦中。実は、その難波南洋高校のモデルが、12年の甲子園大会で春夏連覇を達成した大阪桐蔭高校。150キロ超の直球を投じる長身の超高校級右腕として描かれている同校エースの藤村は、藤浪をモデルに描かれている。その縁もあって「コラボ」が実現に至った。

 これより前には西岡、鳥谷、能見とともに「ROOKIES」作者である漫画家・森田まさのり氏が書き下ろしたイラストのモデルになった。そして今回は漫画雑誌に登場―。「藤浪物語」が漫画化される日も、そう遠い未来ではなさそうだ。

 ▽ラストイニング 原作・神尾龍、作画・中原裕の野球漫画。母校の弱小野球部監督に就任した主人公の鳩ヶ谷圭輔が、部の存続を懸けて型破りな指導法で全国の強豪に挑む姿を描く。ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載中。

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