中田超えの実戦4発目!ハム4年目大砲は剛力彩芽似

[ 2014年2月28日 05:48 ]

<日・韓国LG>8回1死二、三塁、3ランを放ちナインとハイタッチする日ハム・谷口

練習試合 日本ハム6―3韓国・LG

(2月27日 名護)
 かわいい顔からは想像できない打球だ。7回守備から出場した4年目の日本ハム・谷口が、1点を追う8回1死二、三塁からバックスクリーン左へ逆転3ラン。推定130メートルの特大アーチに「感触は凄く良かった」と笑った。

 実戦11試合目で28打数9安打、打率・321。本塁打は主砲・中田の3発を超える4発目となった。

 昨年から同じ左打者でベテランの稲葉に弟子入り。2年目を迎えた1月の佐賀自主トレでは「トップの形を早くつくれ」とアドバイスされ、速球に振り遅れしないように心掛けた。昨年までは狙い球を待ち過ぎる傾向が強かったが「いつ球が来ても打てる準備を整えている」という。この日も1ボールから高めの直球を叩いて結果を残した。

 日本ハムで「ユウちゃん」といえば、斎藤を思い浮かべるが、同じ10年ドラフト5位の谷口も「雄也」でユウちゃんだ。「周囲からは同じ21歳の女優、剛力彩芽さんとよく似ていると言われる」とアイドル顔が特徴だが負けん気も強い。「開幕戦で(初の)スタメン出場していることを思い描き目の色を変えてやっていきたい」。中堅・陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)以外は外野レギュラーは固まっていない。4年目の若武者に最大のチャンスが巡ってきた。

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