巨人 キャンプ前からし烈な開幕投手争い 杉内「始まったなという感じ」

[ 2014年1月29日 09:16 ]

ブルペンで投球練習をする菅野(右手前)を見つめる山口(左端)と杉内

 巨人のキャンプ1軍メンバー(外国人選手を除く)は28日、宮崎市の総合運動公園内で合同自主トレを開始した。初日にもかかわらず、開幕投手を争う内海哲也投手(31)、杉内俊哉投手(33)、菅野智之投手(24)がそろってブルペン入りし、早くも3月28日阪神戦(東京ドーム)のマウンドをめぐる闘いのゴングが鳴った。

 開幕投手を狙う3人が、キャンプインのように合同自主トレ初日から競演。昨年は合同自主トレ初日でブルペン入りしたのは内海だけで、杉内と新人だった菅野は入らなかった。巨人移籍後3年目で初の大役を狙う杉内が「始まったなという感じ」と戦闘モードに入れば、内海も「気合も入る」と闘争心を燃やした。

 日本一奪回を目指す原監督は、今季の開幕投手について白紙を強調。決定は3月15日頃とし、「多くの人が狙っていくチームの方がありがたい」と競争を歓迎していた。その指揮官の思惑通りの展開となった。今年は球団創設80周年を迎える。伝統の一戦となる3月28日の阪神との開幕戦は、長嶋茂雄終身名誉監督を中心とした特別始球式も計画され、例年以上に注目度が高い。

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