マー君よりまい夫人口説け!?NY紙が大特集 入団カギ握る存在

[ 2014年1月16日 05:30 ]

田中の移籍先を決めるキーマンとして全米が注目しているまい夫人

 楽天・田中将大投手(25)の移籍先として有力視されるヤンキースの地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版が14日(日本時間15日)、同投手夫人でタレントの里田まい(29)の特集記事を緊急掲載した。新ポスティング・システムにより大リーグ移籍を目指す田中の意思決定にあたり、複数の米メディアが、まい夫人がキーマンになると予想。異例のスポットライトが当てられている。

 もはや、全米の注目は田中だけにとどまらない。まい夫人も華やかに脚光を浴びた。発端は、13日のニューヨーク・タイムズのデービッド・ウォルドスタイン記者のツイッターだ。「彼のワイフが西海岸をお気に入りのようだ」とのつぶやき。ヤンキースとドジャースが移籍先として有力視されている現状で、ド軍有利を示唆する発言に、米メディアが一斉に色めき立った。

 「里田は西海岸志向」の情報の真偽は定かではないが、14日のニューヨーク・ポストが「田中をロサンゼルスに導くかもしれないポップスターに(画面上で)会おう」と題した特集を掲載した。秘密裏に行われている争奪戦の中で、里田がさらなる「ミステリー・ファクター(未知の要因)」になると分析。その「ミステリー」を解き明かそうと、記事とともにタレント活動をしている動画がアップされた。つまり、田中獲得にはまず里田を知れ、そして里田を口説く必要もあるとのメッセージだ。

 動画は全部で4点。うち2つは歌を歌っている映像で、「おバカキャラ」としてブレークしたフジテレビ系の番組「クイズ!ヘキサゴン2」の一コーナーが紹介された。ちなみに、記 事では「ヘキサゴン(HEXAGON=六角形)」が間違って「ホライズン(HORIZON=地平線)」と紹介されている。

 「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格を取得するなど、その献身的な良妻ぶりが評判を呼んでいる里田。昨年12月24日には、田中の「クリスマスはローストチキンが食べたい」というリクエストに応え、手書きの「おしながき」を添えて愛情たっぷりの手料理でおもてなし。田中も「良いときも悪いときも、自分を支えてくれてます。いてくれるだけでありがたい存在。本当に感謝しています」と話しており、自身の意思決定に、4歳年上の姉さん女房である里田の希望が反映されても何ら不思議ではない。

 田中は今月8日にロサンゼルスに向けて渡米。身体検査とともに大リーグ各球団首脳と面談するため、2泊4日の弾丸ツアーを敢行した。交渉期限は米東部時間24日午後5時(日本時間25日午前7時)に迫っており、田中は20日前後に再渡米するものとみられ、今度はまい夫人を同伴する可能性もある。田中の「MY LOVE 球団」は、イコール「まい LOVE 球団」なのか。全米の視線が注がれている。

 ◆里田 まい(さとだ・まい)本名は田中舞(旧姓は里田)。1984年(昭59)3月29日、札幌市生まれの29歳。札幌大谷高時代はソフトテニス部で北海道大会準優勝。在学中に「モーニング娘。」オーディションを2度受けたが辞退、落選。01年に「カントリー娘。」オーディションに合格した。07年には「ヘキサゴン」共演者のスザンヌ、木下優樹菜とユニット「Pabo」を結成した。12年1月26日に田中との結婚を発表し、同年3月20日に婚姻届を提出した。

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