巨人ドラ1小林 2・11紅白戦デビュー キャンプ1軍スタート内定

[ 2014年1月16日 09:55 ]

ノックされるボールを追う小林

 巨人のドラフト1位・小林(日本生命)が2月11日に実戦デビューする。ジャイアンツ球場で行われた約2時間に及ぶコーチ会議で、小林のキャンプ1軍スタートが内定。川相ヘッドコーチは「宮崎でも紅白戦をやる予定。お客さんがたくさん集まりそうな日を狙ってやる」と示唆しており、祝日にあたる11日に最初の紅白戦が行われることが濃厚となった。

 1軍スタートの方針を聞くと、小林は表情を引き締めた。「素直にうれしいけど、(1軍キャンプに)選ばれるためにやってきたわけではない。そこでしっかりやりたい」。あくまで目標は開幕1軍入り。将来の正捕手候補としての強い覚悟の表れだった。

 キャンプでは阿部を密着マークする。川相コーチは「阿部、実松など実績ある選手がいる。良い選手のプレーを間近で見て学んで吸収してほしい」と厳命。小林も「そういう意識はある。全てを学びたい」と、最高の教材から捕手としてのイロハや打撃技術を盗むつもりだ。

 キャンプでは全体での夜間練習は行われない予定で、夜にグラウンド外で交流することも可能だ。「投手は性格や個性が違うので、そういうことを早く知ることは大事。会話をしたい」と投手陣と積極的に交流を図り、性格把握に努める。

 この日はマシン打撃に多めに取り組み、新人合同自主トレ第2クールを終えた。原監督との対面は実現しなかったが、キャンプでは指揮官の目の前で開幕1軍入りを猛アピールする。

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2014年1月16日のニュース