“人的補償”一岡、大竹と会食「単に巨人の若手と思われていた」

[ 2014年1月16日 05:52 ]

広島の合同自主トレに初参加し、ファンにサインする一岡

 巨人にFA移籍した大竹と、その人的補償で広島入りした一岡が、昨年12月26日に東京都内で会食していたことが分かった。同席した広島・河内が15日、合同自主トレ参加後に明かした。

 26日と言えば一岡が人的補償選手に指名され、両球団から発表された翌日。河内によると、都内の実家に帰省した際、広島で現役を終えた巨人の豊田2軍投手コーチが一席を設け大竹に知らせぬまま一岡をサプライズゲストで呼んだという。

 「大竹さんは最初、自分のことを単に巨人の若手と思われていたみたいですが、2回目のあいさつで“アーッ”と」。一岡が当日の模様を振り返る。「“人的補償で広島へ行くという気持ちは全然なく、チャンスをいただいた”と伝えた」。

 大竹からは「互いに1軍で頑張ろう」と声を掛けられ、連絡先を交換したという。FA選手と、人的補償選手による前代未聞の“エール交換”となった。

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2014年1月16日のニュース