緒方、1軍キャンプスタート内定!フェニックスLで一躍脚光

[ 2013年11月11日 09:07 ]

<阪神秋季キャンプ>特守でボールをキャッチする緒方

 阪神の緒方凌介外野手(23)が来春の沖縄キャンプで1軍スタートすることが10日、内定した。黒田ヘッドコーチは「(1軍キャンプの可能性を問われ)孝介のバックアップやな。1人だけ打球が違う。フェニックス・リーグでも打ってアピールしていたからね。(バットの芯に当たれば)フェンスも越えるし力もあるよ」と、評価急上昇中の若虎への期待を隠そうとはしなかった。

 東洋大4年時に右膝を手術したこともあり、今季の1軍出場はわずか2試合。不本意なルーキーイヤーとなったが、10月のフェニックス・リーグで一躍、台頭した。練習試合も含めた計16試合で、チームトップの打率・339をマーク。秋季キャンプに入ってからは和田監督もバランスが取れた走攻守すべてを高く評価していた。

 右翼手にはPL学園の大先輩に当たる福留が君臨するが、今季は故障に泣いた経緯がある。その間、今成、柴田、高山らが代役を務めたものの定位置獲得までには至らなかった。チーム編成的にも、右翼を任せられる新戦力が待たれるだけに、緒方の存在は光になりそうだ。

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2013年11月11日のニュース