大瀬良への思い実った!担当スカウトくじ当て感涙

[ 2013年10月25日 06:00 ]

抽選を行った、田村スカウトからの電話に笑顔の大瀬良大地

プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD

(10月24日)
 【広島1位 大瀬良大地 投手・九州共立大】「交渉権確定」の文字が目に飛び込んだ。田村恵スカウトは力強く右拳を握った。ヤクルトと阪神との競合の末、大瀬良の交渉権を獲得。インタビューでは「頭が真っ白」と放心状態で、目を潤ませて思いをぶつけた。
【指名選手一覧 大瀬良大地】

 「人生で一番緊張した。(大瀬良を)自分が一番見続けてきたので、絶対当たると信じて臨みました」と感慨深い面持ちで話した。

 「前田健太投手は球界を代表する投手。ずっと近くにいて学びたい」。大瀬良が弟子入りを志願したエースら、広島は今季4人が2桁勝利。野村監督は「(2桁勝利の)5人目になってもらえれば」と期待を寄せた。

 ◆田村 恵(たむら・けい)1976年(昭51)5月22日、福岡県生まれの37歳。樟南(鹿児島)では主将で捕手として3年夏の甲子園で準優勝。当時のエースだった小兵右腕・福岡真一郎とのバッテリーは話題を呼んだ。94年ドラフト6位で広島に入団。通算62試合に出場し打率.200、0本塁打、1打点。02年に現役引退し、スコアラーを経て05年からスカウトを務める。

続きを表示

この記事のフォト

2013年10月25日のニュース