楽天、営業面でも大きい“松井効果” 東北にニューヒーローの予感

[ 2013年10月25日 09:13 ]

胴上げされる桐光・松井

プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD

(10月24日)
 プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われた。昨夏の甲子園で1試合22奪三振の大会記録を樹立した桐光学園・松井裕樹投手(3年)は5球団の末楽天が交渉権を獲得。エース田中将大投手(24)の後継者としてだけではなく、球団はニューヒーローの誕生にも大きな期待を寄せている。
【指名選手一覧 松井裕樹】

 楽天にとって営業面でも松井加入の効果は大きい。今春の神奈川県大会では1万5000人以上の観客が保土ケ谷球場を訪れ、満員札止め。関係者に「こんなフィーバーは記憶にない」と言わしめた。野球部を引退後に山梨県の富士急ハイランドを訪れた際には、ファンが取り囲み騒ぎになったほど知名度も全国区。東北のニューヒーローになれる存在だ。

 地元の神奈川のファンに対して「東北でプレーすることになるんですが、これからも応援よろしくお願いします」と決意を口にした。桐光学園のチームカラーと同じえんじ色のユニホームで、プロへの第一歩を踏み出す。

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