藤本 現役引退に涙「寂しい…」将来は指導者に

[ 2013年9月10日 06:00 ]

目を潤ませながら引退の決意を語る藤本

 ヤクルトの藤本敦士内野手(35)が9日、都内の球団事務所で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。プロ13年目で現役生活に終止符を打ち「決意した時は肩の荷が下りた気持ちがあったけど、寂しい気持ちも出てきた」と目を潤ませた。

 阪神時代は03、05年のリーグ優勝に貢献し、04年のアテネ五輪日本代表にも選ばれた。FA移籍で10年からヤクルトでプレーしたが、腰痛に苦しみ、今季は1軍出場がなかった。今後については「これからも野球に携わっていきたい。(将来は)ユニホームを着て指導したい思いは強い」と話した。

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2013年9月10日のニュース