五輪落選の「野球」…復帰にはMLBの協力不可欠

[ 2013年9月10日 06:00 ]

 20年東京五輪の競技から落選したことを受け、全日本野球協会と日本ソフトボール協会は都内で会見を開き、今後も両団体が協力し、2024年での五輪実施競技復帰を目指す意向を示した。

 全日本野球協会の鈴木義信副会長は、今年4月に発足した「世界野球ソフトボール連盟(WBSC)」の存続を明かし「これにめげず、野球とソフトボールは引き続き復活を目指したい」と語った。

 野球の五輪競技復帰へ向けては、一線で活躍するメジャーリーガーの出場が不可欠。同副会長は「今回の(落選した)一番の要因はMLBの完全協力を取り切れなかったこと。プロ野球がある日本、台湾、韓国などが結束して、IBAF(国際野球連盟)に働きかけることが必要」と訴えた。さらに、世界的な普及活動を通して、野球とソフトボールの魅力をアピールしていく構えだ。

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2013年9月10日のニュース