【試合経過】黒田４回に連続無失点ストップ　イチ９回代打で安打

ホワイトソックス戦に先発したヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース２―３ホワイトソックス

（8月6日 シカゴ）
　米大リーグ、ヤンキースの黒田は６日（日本時間７日）、シカゴでのホワイトソックス戦に先発、７回９安打３失点で７敗目（１０勝）を喫した。

　【１回】ヤンキースは先頭のガードナーが出塁し盗塁と暴投で１点と、ノーヒットで先制。その裏、黒田は先頭のデアザに中前打を許したものの無得点に抑えた。

　【２回】黒田は１死からコネルコに四球を与え、２死後にはベッカムに中前打を許して一、二塁となったが、ここも踏ん張った。

　【３回】黒田はフェグリーを見逃し三振、デアザを左飛、ラミレスを三ゴロと、ホワイトソックス打線をこの試合初めての３者凡退に抑えた。

　【４回】黒田は２死二塁からギラスピーに右前適時打を浴びて同点に。７月２０日のレッドソックス戦で失点して以来続いていた連続無失点は１８イニングで途切れた。

　【５回】黒田は１死からフェグリーに遊撃内野安打を許したが、デアザを二ゴロ併殺に仕留めて無失点。

　【６回】黒田はこの試合初めての連打を浴び、１死一、三塁から三ゴロ併殺崩れの間に１点を失ってホワイトソックスに勝ち越しを許した。

　【７回】黒田は先頭のベッカムに左越え二塁打を許し、ダンクス、フェグリーを連続三振に仕留めたが、デアザに右越え適時二塁打を浴びて３失点目。

　【８回】ヤンキースは先頭のロドリゲスが左前打で出塁したものの無得点。その裏、黒田に代わってロバートソンがマウンドへ。黒田は１１勝目を挙げることはできなかった。

　【９回】ヤンキースは１死から代打で登場したイチローが左前打で出塁、ガードナーの右前適時打で１点差としたが、反撃もそこまでだった。