メジャー初の2連続被弾も…ダルビッシュ7回3失点で11勝目

[ 2013年8月7日 14:19 ]

エンゼルス戦の7回のピンチを抑え、雄たけびを上げるレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ8―3エンゼルス

(8月6日 アナハイム)
 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは6日(日本時間7日)、アナハイムでのエンゼルス戦に先発、7回を投げて8安打3失点、6奪三振で今季11勝目(5敗)を挙げた。レンジャーズは8―3で勝ち3連勝。ア・リーグ西地区首位のアスレチックスに1ゲーム差と迫った。

 初回、味方打線に2点を先制してもらったダルビッシュだったが、その裏、先頭のカルフーンに直球を右越え本塁打されると、続くトラウトにも直球をバックスクリーンに運ばれ、メジャー移籍後初となる2者連続被弾。あっという間に同点に追いつかれてしまった。

 4回は先頭のアイバーに左翼線二塁打、続くシャックに中前適時打と簡単に連打を浴びて勝ち越しを許してしまう。5回に同点に追いついてもらったダルビッシュは6、7回も走者を出しながら何とか無失点。その粘りに打線も奮起。8回に1死三塁からA・ベルトレの右前適時打で勝ち越し、9回には2死走者なしから4点を追加した。

 前日はマリナーズの岩隈、この日はヤンキースの黒田が11勝目に挑んだが、ともに敗戦投手に。日本人の先発3投手では一番最後に2ケタ勝利に到達したダルビッシュが11勝目に“一番乗り”を果たした。

 ▼ダルビッシュの話 今季最低の状態だったが、試合をつくれてチームが勝ったので、自分でもよく頑張ったと思う。悪い状況はあるが、試しながらアジャスト(調整)しながらできた。

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