ソフトバンク甲藤とオリックス吉野が交換トレード

[ 2013年7月25日 15:30 ]

今年3月8日のオープン戦・DeNA戦に登板した甲藤

 ソフトバンクの甲藤啓介投手(29)とオリックスの吉野誠投手(35)の交換トレードが成立し、25日に両球団から発表された。

 甲藤は近大から2005年大学・社会人ドラフト4位で入団。2010年には中継ぎ投手の地位を確立。65試合に登板した。11年、春季キャンプ中に右肘痛を発症。1軍登板なしに終わった。今季は1軍登板なし。

 甲藤は球団を通じて「トレードはびっくりしました。でもプロ野球選手ですし、どこのチームでもしっかりやるしかないと思っています。ホークスには7年半お世話になりました。これまで支えていただいたファンの方々、監督、コーチ、選手、スタッフに感謝しています。ありがとうございました。オリックスは同じパ・リーグですし、1軍で頑張っているところを福岡のファンの人たちにも見てもらいたいと思います。頑張ります。今後とも応援よろしくお願いいたします」とコメントした。

 吉野は日大から1999年ドラフト2位で阪神入り。02年、サイドスローに転向。03年はウィリアムス、安藤とともに中継ぎとしてフル回転。チーム最多の56試合に登板し、18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。日本シリーズも6試合無失点と好投した。

 08年、オリックスに移籍。11年50試合、昨季は5月1日のロッテ戦で4年ぶり勝利を挙げるなど40試合に登板も、今季は3月29日のロッテとの開幕戦で登板したのみだった。

 吉野は球団を通じて「突然のことで驚いていますが、新天地でもう一度チャンスをもらったと思って頑張りたいと思います。バファローズの監督、コーチ、関係者のみなさんには本当に感謝しております。そしていつも温かいご声援をいただいたファンのみなさん、6年間ありがとうございました」とコメントした。

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