井口 猛打賞 2000安打にあと4 25日は「ないでしょ!」

[ 2013年7月25日 06:00 ]

<西・ロ>9回2死二塁、猛打賞となる適時打を放つ井口

パ・リーグ ロッテ4-1西武

(7月24日 西武D)
 ロッテ・井口が3安打の固め打ちで、史上5人目の日米通算2000安打まであと4本とした。

 初回に日本通算1500安打となる中前打を放つと、7回は左前打。2点リードの9回2死二塁では、ダメ押しの中前適時打を放ち「(残り本数が)減ったね。チームが勝って良かった」。今季9度目の猛打賞で大記録に猛チャージをかけた。

 強行出場だった。16日のソフトバンク戦(QVCマリン)で右ふくらはぎに死球を受け、球宴は3試合とも代打で出場。打撲に効果がある酸素カプセルに入るなど懸命の治療を行ってきた。まだ痛みは残っているが、伊東監督に出場を志願。「張りはあるけど、動いている方がいい。1打席目で一本が出て楽になった」。7月5日から3連敗した同じ相手、同じ球場。チームのために欠場という選択肢はなかった。

 早ければ、25日にも大台到達の可能性が出てきたが「ないでしょ!楽しみは取っておかないとね」。ベテランは記録への重圧さえも楽しんでいる様子だった。

 ▼ロッテ・古谷(先発で5回1/3を3安打1失点で3勝目)打線が先制してくれたのが良かった。不利なカウントにしないように、ストライク先行を意識した。

 ▼ロッテ・鈴木(2回に先制の右前2点適時打)大事な後半戦初戦の1打席目で打てて良かった。今は自分の感覚でしっかり打てている。

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2013年7月25日のニュース