吉見の右肘手術も示唆 近藤投手コーチ、早期復帰を否定

[ 2013年5月9日 19:25 ]

 中日の近藤投手コーチは9日、右肘の張りによって出場選手登録を外れたエースの吉見一起投手(28)について「できることならやっぱりメスは入れない方がいいけど、最後は本人の判断」と手術の可能性も示唆した。13日に横浜市内の病院で再検査を行う。

 今後は複数の病院で検査を受ける方針で、近藤コーチは「10日で戻れるものではないでしょ」と早期復帰を否定した。

 吉見は8日に名古屋市内の病院で検査を受けた。詳しい症状などは明らかにしていなかったが、この日、永田トレーナーは「内側の筋肉付着部に異常がある」と説明した。

 昨年9月に右肘の肘頭骨棘(きょく)骨折と診断された吉見は、昨オフは手術を受けずに回復を目指し、大事を取って今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表を辞退。開幕投手として今季に臨んだが、ここまで1勝4敗、防御率4・71と精彩を欠いていた。

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2013年5月9日のニュース