侍ジャパン カブスにサヨナラ負け…4番手今村が被弾

[ 2013年3月16日 08:00 ]

カブス戦の9回、バエス(左)にサヨナラ2点本塁打を浴びた今村

練習試合 日本5―7カブス

(3月15日 米アリゾナ州メサ)
 第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を狙う侍ジャパンは15日(日本時間16日)、米アリゾナ州でカブスと練習試合を行い、5―7で敗れた。5―5で迎えた9回無死二塁、日本4番手の今村(広島)が2番バエスに左中間へのサヨナラ2ランを浴びた。

 準決勝前最後の練習試合となった日本。中田(日本ハム)、坂本(巨人)に一発が飛び出したが、内海(巨人)は3回3失点、大隣(ソフトバンク)、今村は本塁打を浴び、投手陣に不安を残した。

 日本は3点ビハインドの2回1死一塁、7番・中田が左腕ウッドの内角直球を振り抜き、左翼場外への2ラン。前日のジャイアンツ戦に続く長打となる“米1号”が飛び出し、1点差に迫った。3回には1死一塁から阿部(巨人)の右中間を破る適時二塁打で同点とすると、続く坂本が左中間スタンドへ勝ち越し2ラン。5―3とリードを奪った。

 投手陣は先発・内海が犠飛と2本の適時打で初回に3失点。4回からマウンドに上がった2番手の涌井(西武)は、走者を出しながらも緩急をうまく使って3回を無失点で切り抜けた。しかし続く大隣は7回にバエスに左翼場外へのソロ本塁打を浴びると、8回2死二塁からボーゲルバックに適時打を打たれて同点。9回から登板した今村はビラヌエバに低めを捉えられて中越え二塁打とされると、続くバエスに2打席連続のアーチを許し、サヨナラ負けを喫した。

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