西武・岸　開幕投手確実５回無失点「投げてみたい」

＜西・中＞西武・岸は５回無失点の力投を見せる

オープン戦 西武２―１中日

（3月15日 西武Ｄ）
　西武・岸が５回を無失点と好投。プロ７年目での初の開幕投手がほぼ確実となった。

　５安打を許し、３回には１死一、三塁のピンチも背負ったが、スライダーとカーブで２者連続空振り三振。直球は逆球が目立つなど課題も残ったが、６三振を奪い「要所で締められたのが良かった。良い感じだった」と振り返った。

　開幕投手について、渡辺監督は「まだ誰という話はしてないし」としながらも「（岸は）順調に来ているね。まあ、だいたいね。そのうちね」と起用をにおわした。ＷＢＣに、５年連続で大役を務めている涌井と牧田が出場しているため、最終決定は両投手の帰国後となる見通し。岸は「独特の雰囲気で投げてみたい気持ちはある。安心してもらえるような投球をしたい」と２９日の日本ハム戦（西武ドーム）に照準を合わせた。