中田に負けじ!台湾代表・陽はバックスクリーンへズドン

[ 2013年2月8日 06:00 ]

紅白戦3回1死三塁、2ランを放った陽(中央)は中田(左)とハイタッチ

日本ハム紅白戦

(2月7日 名護)
 WBC台湾代表に選ばれている陽岱鋼が、紅白戦初戦から存在感を放った。白組の1番・中堅で先発出場し、3回の第2打席。1死三塁から斉藤の直球をバックスクリーンへ叩き込んだ。

 「入るとは思わなかったけど自分の形でスイングできたし、集中できた」。昨季はリーグただ一人のフルイニング出場。ただ、シーズン終盤に体の疲労を感じることが多く、このオフに肉体改造に取り組んだ。筋力トレーニングを中心としたメニューで、体重は3キロ増えて87キロ。早速、力強いスイングで結果を出し「パワーがついたかなと思った」と手応えを口にした。台湾代表の合宿に参加するために11日の韓国ハンファ戦(名護)を最後に、チームを離れる。成長著しいリードオフマンは、「あとはタイミングの取り方と、軸足の間の取り方を修正していきたい」と抱負を語った。

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2013年2月8日のニュース