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大谷 目標は打点王&沢村賞獲得 究極の二刀流に

日本ハム・大谷の書き初めは「新人王」

 究極の二刀流選手になる。日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18=花巻東)がプロでの目標に「打点王&沢村賞獲得」を掲げた。最速160キロのルーキー右腕は将来的にメジャーで活躍するため、本格派としてプロでも真っ向勝負を貫き、プロ最速記録の163キロにも意欲を見せた。1年間の浪人生活を送り、巨人に1位で入団した菅野智之投手(23=東海大)ら大物ルーキーが続々とプロ入り。メジャー流出が続く日本球界の新たな希望となる。

 書き初めでは初々しく「新人王」と筆を走らせた。紆余(うよ)曲折の末、日本ハムに入団する大谷は、プロとしての第一歩を切るにあたって、二刀流ならではの壮大なプランを口にした。

 「プロで獲ってみたいタイトルは打者なら打点王。投手は沢村賞という一番いい賞を目指して頑張っていきたい」

 高校通算56本塁打の大砲だが、自らを中距離打者タイプと分析する。「ホームランというより、自分は打点に貢献するような打者だと思うので、二塁打とか長打を多く打てればいいかなと思う」と勝負強い打者を目標に掲げた。憧れはチームメートになり、今年8月で41歳を迎える稲葉だ。同じ左打者として、これまでもフォームなどを参考にしてきた。自身も息の長い選手を目指しており、不惑を超えても第一線で活躍する大先輩を手本に打撃技術を見て盗む。栗山監督は将来的に遊撃手としての育成プランも掲げている。中学時代は遊撃手、高校では外野手を兼任した。「どこをやりたいとかはない。任されたところで」と、どのポジションにも対応する準備はできている。

 一方、本職の投手では、最高峰のタイトル「沢村賞」を将来の目標に掲げた。「自分というより周りの人に認めてもらえるような、この選手なら行っても通用すると、そういう選手になっていきたい」。メジャーへの思いを一時封印して飛び込むプロの世界。夢の実現に、日本でトップの結果を残すことが求められる。誰からも実力を認められるためには「沢村賞」と口にすることにもためらいはなかった。

 1メートル93の身長は今現在も成長中。昨夏の岩手県大会で高校生最速の160キロをマークした。「体つきもそうですし、技術を向上させていったら投げてみたいというか、必然的に出てくるものかなと思う」。プロ野球最速は元巨人のクルーンが計測した162キロ。大谷の言う「必然的」とは163キロだ。発展途上の160キロ右腕にとって、決して夢の数字ではない。高校時代同様、プロでも直球を軸に打者を牛耳るスタイルを貫きながら、さらなる高みを目指す。

 「投手で1勝、打者は1本塁打」。プロ1年目の公約。大谷は控えめにはにかんだ。二刀流、そして北海道から世界へ――。大型ルーキーが、前人未到の領域に挑む。

 【大谷翔平アラカルト】

 ☆生まれ、サイズ 1994年(平6)7月5日、岩手県生まれの18歳。1メートル93、87キロ。足のサイズは28.5。50メートルは6秒4、遠投120メートル。握力は左右ともに70キロ。高校通算56本塁打。血液型B。右投げ左打ち。

 ☆球歴 小3から水沢リトルリーグで野球を始める。水沢南中では一関シニアに所属し全国大会出場。菊池雄星(西武)に憧れ、花巻東に入学。1年春からベンチ入りし、同年秋からエース。2年夏に甲子園に出場し初戦の帝京戦で敗れたが高校2年生最速タイの150キロを計測。3年春は1回戦で大阪桐蔭の藤浪と投げ合うも敗退。18U世界野球選手権で日本代表入り。

 ☆球速、持ち球 3年夏の岩手大会準決勝で高校生史上最速の160キロをマーク。カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップ。

 ☆憧れの選手 投手ではダルビッシュ(レンジャーズ)で「長身の右投手で、フォームを参考にしました」。打者では稲葉(日本ハム)。「あれだけ長く第一線でやれるのは凄い」。

 ☆趣味、特技 スポーツ全般が趣味で特技。ちなみに父は社会人野球の三菱重工横浜でプレー、母はバドミントン選手、姉はバレーボール選手、兄は現在、社会人野球・トヨタ自動車東日本に所属。

 ☆座右の銘 「決して諦めない」「最後まで諦めない」

 ☆好きなタレント 特になし。「3年間、ほとんどテレビを見ていないので、はやっている人も分からない。スギちゃんも知らなかったんです」

 ☆好きな教科 日本史。「幕末の歴史が好きです」。逆に嫌いな教科は数学。

 ☆好きな食べ物 チョコレート、ケーキなど甘いもの全般。嫌いな食べ物はトマト。

[ 2013年1月1日 06:00 ]

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