「絶対にタイトル取れると…」阿部 大きかった橋上コーチの存在

[ 2012年11月21日 17:27 ]

橋上秀樹戦略コーチ(左)とタッチする巨人・阿部慎之助捕手。

MVP発表

 両足首痛など故障を抱えながら、主将として巨人を3年ぶりの日本一に導き、プロ12年目で初めてMVPの栄誉を手にした阿部。有効投票総数261票のうち259の1位票を獲得し、文句なしの選出となった。

 巨人では08、09年のラミレス以来、セの捕手としては97年の古田敦也(ヤクルト)以来の栄誉。阿部は「過去の受賞選手をすごいなと思って見ていた。自分がいただけることにびっくりした」と驚きながら、「日本一になったり、優勝することが条件。チームの選手、裏方、全員で取ったものだと思う」と巨人の選手、スタッフに感謝した。

 打率、打点の2冠獲得には、今季から就任した橋上戦力コーチの存在が大きかったと明かし、「キャンプから『絶対にタイトルを取れる』と言っていただいた。いろいろな話をしながらできたのが、結果につながった」と話した。

 ▽日本ハム・吉川投手 僕が選ばれていいのかなというのが本当の気持ち。監督に後押ししてもらって、心強い野手がいてマウンドに上がることができた。ことし1年で終わらないようにしたい。

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