代打・阿部が逆転打！巨人　パースに快勝、白星発進

＜巨人―パース＞７回巨人無死一、三塁、代打阿部が左前に勝ち越し打を放つ。投手クラゲット

アジアシリーズ・１次リーグＢ組 巨人７―１パース

（11月9日 釜山）
　日本、韓国、中国、台湾、オーストラリアの代表６チームで争うアジアシリーズ第２日が韓国・釜山で行われ、予選リーグＢ組の巨人は初戦でパース（オーストラリア）と対戦し、代打・阿部の逆転打などで７―１で勝利した。

　序盤から拙攻が続き苦しい展開が続いた巨人の反撃は１点リードされた６回。無死一、三塁から坂本の犠飛打で同点に追いつくと、７回には無死一、三塁の好機に、代打・阿部が左前打を放ち逆転した。この安打がチームに勢いを生み、終盤にも３点を加えるなど大量リードで突き放した。投げては先発小山を含む５人の投手リレーが決まり、１失点で切り抜けた。

　原監督は試合後、「第１戦で少し選手も硬かった。阿部をいい局面で代打に送れて、勝ち越し打になったのが良かった」とコメントした。

　１０日にロッテ（韓国）と決勝進出を懸けて対戦する。