レンジャーズ 韓国左腕獲得に動く…アジア各国に戦略拡大と米紙

[ 2012年11月9日 09:11 ]

米大リーグ移籍を目指す韓国の柳賢振=2009年撮影

 韓国プロ野球ハンファからポスティング・システム(入札制度)を使って米大リーグ移籍を目指す柳賢振投手(25)について、レンジャーズが獲得に動いていると米紙ダラス・モーニング・ニューズ紙が8日報じた。同紙はダルビッシュ有投手を入札制度で獲得した球団のスカウト戦略が日本を足掛かりにアジア各国へ広がるとしている。

 入札は8日が締め切りで、同紙はインディアンス、フィリーズ、エンゼルス、カブスも興味を示しているとした。柳賢振は韓国を代表する左腕でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や北京五輪で日本と対戦した。

 レンジャーズは岩手・花巻東高からメジャー挑戦を表明した大谷翔平投手や、阪神からフリーエージェント(FA)宣言した藤川球児投手にも強い関心を寄せる。ダニエルズ・ゼネラルマネジャーは「かつてカリブの国を見ていたように今アジアを見ている」と同紙にアジアでの積極的なスカウト活動について話している。(共同)

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2012年11月9日のニュース