「ポスト中島」は片岡!二塁から遊撃にコンバートも

[ 2012年11月9日 06:00 ]

コンバート浮上の片岡はアメリカンノックをこなす

 西武の渡辺監督が、片岡を二塁から遊撃にコンバートする案を披露した。中島がFA権を行使してチームを離れるのは確実な状況。空席となる遊撃について「ヤス(片岡)もあるよ。守備力はチームで一番。投げ方がきれい。ハンドリングもいいしね」と話した。

 「ポスト中島」には、浅村をはじめ永江、ドラフト3位の金子(立命大)らが候補に挙がるが、経験が浅く、1年を通して遊撃で力を発揮できるかは未知数だ。それだけにアマ時代から遊撃に慣れ親しみ、プロ入り後も守備経験がある片岡に白羽の矢が立った。

 コンバート構想を聞いた片岡は「マジで?まだ何も聞いてないので…」と驚きの表情を浮かべたが、西武の背番号7といえば、過去に石毛、松井稼と遊撃手のイメージが強い背番号でもある。

 現在、片岡は9月に手術した右手首のリハビリ中。西武ドームでの秋季練習では、送球は再開していないが、走り込みなどをこなしている。球団では春季キャンプに万全で臨めるリハビリプログラムを組んでおり「順調に進んでいる」と手応えを口にしていた。

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2012年11月9日のニュース