元ソフトバンクの堂上被告 わいせつの起訴内容認め謝罪

[ 2012年11月9日 18:30 ]

 少女の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた元プロ野球ソフトバンク捕手堂上隼人被告(30)の初公判が9日、福岡地裁(江口和伸裁判官)であり、堂上被告は起訴内容を認めて「被害者に苦痛や恐怖を与え本当に申し訳ない。一生をかけて償う」と、声を詰まらせながら謝罪した。

 検察側の冒頭陳述によると、堂上被告は7月23日午後8時ごろ、妻に「銭湯に行く」と告げ、自宅を車で出た。福岡県古賀市内で、友人2人といた17歳の少女に「暴力事件の犯人を捜している。ここにいると犯人と勘違いされるぞ」と声を掛け、友人を先に帰らせた。

 さらに少女に「俺は追われているから隠れよう」と言って駐車場に連れ込み、午後9時25分ごろ「殴られたくないだろう」などと脅し、わいせつな行為をしたとしている。

 福岡県警は8月と10月、別の女性への強制わいせつ容疑で堂上被告を逮捕したが、福岡地検は1件を不起訴処分、もう1件を処分保留とした。

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2012年11月9日のニュース