「ロッテ伊東監督」合意「コーチ人事は球団に任せている」

[ 2012年10月18日 06:00 ]

 ロッテは17日、前西武監督の伊東勤氏(50)と新監督就任で基本合意に達したと発表した。18日に正式契約を結び、就任会見を行う。ロッテは昨年最下位、今季も5位に低迷した責任を取って西村徳文監督が退任。後任に韓国プロ野球斗山のヘッドコーチを務めていた伊東氏に就任を要請する方針を固めていた。

 伊東氏はこの日、「(ロッテに)お世話になるとあいさつした。10月初めにロッテから話があったが、韓国(斗山)のプレーオフもあったので、返事を保留していた。コーチ人事は球団に任せている」と話した上で、「勝負師なので、結果がどうあれグラウンドで勝負したい」と野球人としての意欲を口にした。

 同氏は熊本工などを経て、1982年にドラフト1位で西武に入団。ベストナインに10度輝くなど、球界を代表する捕手としてチームの黄金期を支えた。西武の監督に就任した2004年に日本一になった。09年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では総合コーチとして大会2連覇に貢献した。

続きを表示

2012年10月18日のニュース