大野　肝っ玉快投「今までの試合にないくらい腕は振れた」

＜巨・中＞ＣＳ初登板初先発の中日・大野はウイニングボールを手にファンの歓声に応える

セ・リーグＣＳファイナルＳ第１戦 中日３―１巨人

（10月17日 東京Ｄ）
　中日はポストシーズン初登板初先発の２年目・大野が初戦の大役を見事に果たした。５回２／３を１失点。「今までの試合にないくらい腕は振れました。ど真ん中でもいいというくらいの気持ちでした」。

　初回１死一、二塁のピンチでは阿部を１４４キロ直球で二ゴロ、村田をフォークで空振り三振に斬った。吉見、中田賢ら、先発陣に故障者が続出する中での好投に、高木監督も「大野がこの雰囲気の中、よくやってくれた」と褒め称えた。

　▼中日・山井（９回を３者凡退で締める）球場とか雰囲気が嫌とは言ってられない。

　▼中日・田島（６回途中からイニングをまたぎながらも１回１／３を無失点）気持ちは切り替えられた。ちゃんと役割は果たせたと思う。