武田勝6回3安打無失点「いい勝ち方ができた」

[ 2012年10月18日 21:59 ]

ソフトバンク戦に先発した日本ハム・武田勝
Photo By スポニチ

パ・リーグCSファイナルS第2戦 日本ハム3―0ソフトバンク

(10月18日 札幌D)
 先発の武田勝が6回を3安打無失点と好投。7回以降も盤石の投手リレーで日本ハムが接戦をきっちりものにした。

 「バックの守備にも助けられて、自分のピッチングができてよかったです」。打のヒーローとなった糸井とともにお立ち台に上った技巧派左腕は少し照れたようにほほ笑んだ。

 “バックの助け”を象徴するプレーは1点リードの6回だった。先頭の松田に左中間フェンス直撃の二塁打を浴び、送りバントで1死三塁となり、クリーンアップを迎えた。同点を覚悟した場面。内川の中飛で本塁を狙った三走・松田を陽岱鋼が好返球で阻止。少しでも送球が逸れれば、セーフになる際どいタイミングだったが、ワンバウンドのストライク返球で見事にアウトにした。

 「1点を争うゲームで、あそこで0点に抑えられたことはチームにとっても大きかったと思う。(自身は)いけるとことまでいって(救援陣が)しっかり抑えて勝つ展開になった。いい勝ち方ができた」

 短期決戦のCSで日本ハムが存分に“らしさ”を発揮して2連勝。目標の日本シリーズ進出はもう手の届くところにある。

続きを表示

2012年10月18日のニュース