楽天、必死の継投実らず…9回 釜田をマウンドに送るも連続四球

[ 2012年10月7日 22:08 ]

9回のピンチに登板するが制球が定まらず厳しい表情の楽天・釜田

パ・リーグ 楽天2-3ロッテ

(10月7日 QVC)
 楽天は9回の必死の継投が実らず、サヨナラ負けを喫した。1死二、三塁から3日に先発した新人の釜田をマウンドに送った。だが、一つもストライクを取れず、連続四球での幕切れだった。18歳の右腕は「抑えなきゃいけないと思って力みすぎた」と肩を落として引き揚げた。

 星野監督は「ストライクが入らんと、どれだけリリーフが苦労するか分かっただろう。いっぱい経験すればいい」と成長を促した。

 この日の敗戦で借金1となった。8日の今季最終戦で勝率5割に戻し、4位を確定させたいところ。指揮官は「それは絶対にやらないとあかん」と気持ちを切り替えた。

 ▽塩見(九回にピンチを招いて降板)「ああいう、きつきつの形で釜田に回してしまって申し訳ない」

 ▽楽天・森山投手コーチ(釜田に)「力むな、開き直れと言ったんだけど。しょうがない。経験だよ」

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2012年10月7日のニュース